
【レビュー】SONY VLOGCAM ZV-1が今でも通用する理由 5選【スペック】

2020年6月19日にSONYから発売されたVlogCam ZV-1。未だこのカメラを超える便利なコンパクトカメラはない!と思っています。
その理由について、実際に使っているからこそわかるZV-1の使用感について私なりの考えを解説します。
公式ホームページではわからない、私独自の切り口でそのスペックをご紹介していきますよっ!
ZV-1はポケットに入るコンパクトさ

まず第一にこれです。この世に発売されている全てのカメラの中と比較して、これに勝る理由はありません。
カメラで撮影をするうえで気軽に携帯できることほど重要なことはないです。カメラあるあるなのですが、大きなカメラの場合…

今日は〇〇だし、持って行くのはやめようかな…
という心理がよく起こります。とにかくカメラを持っていかない理由を探す自分がいるのです。
そして、持って行ったとしても“撮るぞ”!っていう状況じゃないとカメラを構える気にもなりません。とっさのシャッターチャンス時にサッと手が出ないんです。
その点ZV-1は違います。

ちょっと撮っとくかっ!
という感覚でサッとポケットから出してカシャッ!ができます。
これができるか、できないかで撮れる画は圧倒的に変わってきます!
カメラはシャッターチャンスを逃さないことに意味があります。
もしカメラにシャッターチャンスゲット値という性能値(上限10)があるならフルサイズカメラは6。さらにレンズによってはこの値はさらに落ちるでしょう。ZV-1なら9はありますね。10はやっぱりスマホのカメラでしょう。
ボケとクッキリのワンタッチ切替が撮影をラクにする

これは、カメラの要素であるF値をボタン一つで設定された数値に変えることができる機能です。
この機能は気軽に良い写真を撮るうえで非常に重要です。F値とは簡単に説明すると、写真の被写体以外をボケさせてプロっぽい写真を撮ったり、暗いところを明るく撮るといったカメラの設定値のこと。


小さい値にすれば、ボケ感がアップし、暗い場所でも明るい画が撮れます。高い値にすれば、被写体がクッキリかつ明すぎる場所でも暗く撮れます。
通常これらはカメラのダイヤルを回して変更するのですが、これが時間がかかる…。その間、およそ1秒。その1秒がシャッターチャンスを逃すのです!(カメラあるある)
しかし、ZV-1は違います。ボケとクッキリボタンを押すだけで、瞬間的にF値を最低値(解放という)、またはF5.6に変更できます。その間、わずか0.1秒!!10倍の速度で瞬時に切り替えます。


この0.1秒という時間はカメラをやっていくとどれだけ重要なのかわかってきます。
カメラ始めたての人が使うF値はたいていの場合、最大にボケる“解放”かいちばん解像度が綺麗かつクッキリ映るF8の2つくらいでしょう。ZV-1のクッキリはF5.6に設定されています。このF5.6というのは、解放とF8の中間に位置し、“しっかり写すかつ、暗くなりすぎない絶妙な仕様になっています。


この機能の良い点は、なによりも撮影を難しく考えないで済むこと!
F値の選択肢が多いということは撮影者の神経を疲弊させるのです。ボケとクッキリのワンタッチ機能はF値の選択肢をボケるか、ボケと明るさをある程度しっかり残すかの2択に制限してくれます。

(ボケとクッキリ)どっちで撮ろう?
という単純な選択肢は撮影者の気をラクにしてくれます。
そして、この機能はSONYの上位カメラαシリーズには搭載されていません!
VlogCamのオンリー機能です!
F値の選択に迷わず済むのは初心者には超おすすめです!
商品レビュー用設定機能がAFの悩みを解決
ソニーのオートフォーカス(以下、AF)は、基本的に人物の目にピントが合うようにできています。
なにかピントを合わせたいものをカメラの手前に持っていっても、それを無視して人物にピントを合わせるという高性能っぷり。
それ自体は優秀なのですが、やっぱり目の前のものにピントを合わせて欲しいときもある。
YouTuberがよくやる目を隠すという方法もありますが、なんかYouTuberやってる感否めません。

そんな悩みを解決してくれるのが商品レビュー用設定です。
人物が写っていても手前に新しい被写体が写り込んだら、そちらを優先してピントを合わせてくれる。
YouTuberの商品レビュー動画で、SONYの最高性能カメラの一つであるα7sIIIを使っていて、商品にピントが合っていないのをよく目にします。しかし、ZV-1ならピントが合うんです。
そのぶん、α7sIIIに画質は負ける事実はあるのですが、意図的でもない限りテーマである商品にピントが合っていないのは映像クリエイター的にはNGです。
本来、フォーカスマン(ピントだけを調整する役割の人)がいてピントを調整するのが理想ですが、通常はソロで撮ることの方が多いでしょう。人に頼れない部分をカメラの機能をうまく使って撮影する。しかも、こちらの機能も上位機種のカメラにはない!
そしたら、一家に1台ZV-1を持っておくしかないじゃないですか。
上位機種であるαシリーズと同等の設定ができる
ZV-1はカメラのカテゴリーで言えばコンパクトデジタルカメラの部類に入ります。多くのコンパクトデジタルカメラの多くはオート撮影機能しかなく、シャッターを押せば間違いない1枚が取れるのは良いのですが、その反面ミラーレスカメラのようなF値、シャッター速度、ISOなどの露出をコントロールした画作りができないというデメリットがあります。
しかし、ZV-1にはSONYのフルサイズカメラであるαシリーズのUIが搭載されています。

これによって、セッティングを追い込んで、まるで映画のような映像を撮ることができたり、F値やシャッタースピードをコントロールして作品性の高い写真を撮ることができます。
加えて言うならば、静止画モード、動画モードのファンクションが独立しているなど、フルサイズミラーレスカメラα7IIIで搭載されていなかった機能があったりするので、一部分では上位機種より使いやすいところもあります。

もちろん、さらに上位機種のα7sIIIやα7Ⅳに搭載された新UIと比べると使い勝手は良くありません。しかし、コンパクトデジタルカメラでここまで設定できるのは凄いことなのです。
とはいえ、フルサイズカメラと同じレベルで使いこなそうとすることはナンセンスです。その理由はこちらの記事の最後で解説していますので、参考にしてみてください。

今なら値段が安い
ZV-1は2020年に発売された古い機種です。すでに後継機も発売しており、いわば型落ちのカメラであると言わざるを得ません。
しかし、中身は現行のカメラと遜色はありません。完璧とまでは言いませんが値段と性能の見た時にこれほどコスパの良いカメラはないでしょう。
SONYカメラ愛好家の私が自信を持って言います。
なぜZV-E10ではないのか

ZV-10の後継機であるZV-E10。先ほど紹介したほとんどの機能を持っていますが
ZV-E10にできないことが一つあります。
それは、
- ポケットに入らない
- 内蔵NDがない
この二つです。
ZV-E10は、コンパクトデジタルカメラではなく、ミラーレスカメラになります。レンズを交換することができ、ZV-1以上に強いボケ、暗所耐性、幅広い画角での撮影が可能です。
しかし、そのぶんレンズが大きくなり、携帯性を犠牲にします。さらに使用するレンズによっては気軽な撮影とはなりません。
内蔵NDがないということは、NDフィルターを持ち歩かねばならず、現場の明るさによらない撮影が可能ではありますが、荷物が増えるのと取り付けの手間が増えます
このことは前述した「今日は持って行くのやめようかな…」という思考に陥る可能性があります。カメラは撮影してナンボなのに、撮影をしないという選択肢が浮上してしまうデメリットがあるのです。
私が考えるに、ZV-E10やフルサイズカメラの位置付けは…
- ZV-E10 → ZV-1以上に高クオリティの画が撮りたいけど、フルサイズほどの大型のカメラを持ち歩きたくない。
- フルサイズカメラ → ガチで撮りに行く
といった感じでしょう。携帯性においてZV-1に勝つことはできないんです。
【SONY ZV-1】今でも通用する理由 まとめ
以上、SONY VlogCam ZV-1の今でも通用する理由を紹介させていただきました。
いかがだったでしょうか。
ZV-1に勝るVlogCamはないと断言しました。今後、SONYから新しいコンパクトデジタルカメラ型のVlogCamが発売されることがあったとしても、ZV-1の全てがそれに劣ることはありません。
なぜなら、ZV-1がさらに型落ちとなることによって価格が下がり、コストパフォーマンスがさらに向上するからです。現行機種と遜色ない性能なのにも関わらずです。新型VlogCamがZV-1のコストパフォーマンスで勝てることはないでしょう。
私はこれから写真、動画を始めたいという初心者の方がいたら、開口一番、

ZV-1を買え!
と、自信を持って言います。

気軽に撮れるのにそれなりの質のものが撮れる。これが、VlogCamにとって最も重要なことなのです。
他にもZV-1に関する記事をアップしていきます。ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです!