【ペアリング】SONY版!Nissinのストロボ i60A Air10Sの使い方【初心者向け】
私が愛用しているストロボNissin。
ライティングを使った撮影では欠かせないものとなっています。
ライティングを使えば、こんな写真を撮ることが可能です。
めちゃめちゃかっこよくないですか?
これらはストロボを使わなければ撮ることは不可能な写真です。
どちらも、Nissinのi60AとコマンダーAir10Sを使って撮影したものになります。
これをワイヤレス発光(オフカメラライティング)といいます。
これができるようになると、撮影の幅が一気に広がります。
フラッシュならカメラについてるよ。写ルンです🎵
注意ですが、カメラについているフラッシュでは不可能です。なぜなら、これらの写真はカメラから離れた場所にストロボを置いて、光らせているからです。
この撮影方法は、i60AとコマンダーAir10Sを使って初めて可能になります。しかし、そもそもストロボ自体が使用方法にクセがあり、素人はとっつきにくいです。
ストロボはわかるけど、コマンダーって何??
ってなりますよね。コマンダーとは、ストロボを遠隔操舵できるリモコンと思ってください。
日常的に使うものでもないので、しばらく使わないと使い方も忘れてしまいやすかったりします。
というわけで、もし忘れしまってもすぐに参照できるようi60AとAir10Sの使い方について解説していきます!
前提として、カメラはSONY製を使います。
記事を読み進めながら、一緒にセッティングしていきましょう!でないと、ちんぷんかんぷんです
i60AのコマンダーAir10Sとのペアリング
これが一番忘れやすい関門です。
i60AとAir10Sの電源を落とす。
まずは両機の電源を落としてください。
i60A側、Air10S側のペアリング設定
次に、i60Aのロックボタンを長押しします。ロックボタンを長押しながら、電源ボタンを押してみてください。
すると、真ん中のランプが黄色に光って、ピッピッピッと音がなります。
ピッピッピッと鳴っている間にAir10Sの電源ボタンとロックボタンを長押しします。
これでペアリング完了します。
動画で見てみましょう。
ペアリングが完了した、カメラ、Air10S側の設定、i60A側の設定をしていきますよ。
SONYカメラの設定
カメラは、この二つだけ設定しておいてください。他の項目はデフォルトで問題ありません。
- フラッシュモードを強制発光にする
- ワイヤレスフラッシュをオンにする。
Air10S側の設定
Channelを好きな番号に設定してください。
チャンネルとは、他のNissin愛好家が同じフィールドでワイヤレス発光で撮影していたときに混線避けるためのもの。
方法は、右のダイヤルの上ボタンを長押しし、Channel画面にしたら、好きな番号に回す
長押しして、光量調整画面に戻る。
私は、2にしています。2って誰も設定していなさそうでしょ?
i60Aの設定
次は、i60AのAir10Sとのペアリング後の設定の仕方です。
まずはChannelをAir10Sと同じにしましょう。操作は、Air10Sと同じです。
i60Aにはたくさんダイヤルがありますね。
どれにダイヤルを合わせたらいいかわからんっ!
安心してください。ペアリング後のダイヤルの合わせ方はシンプルです。
使うのは、この赤枠の部分のみ!
それ以外は使いません!
じゃあ、このA、B、Cが何かというと、Air10Sのコンソール部をみてください。
左側にA、B、C、Dとありますね。
i60Aのダイヤルで固定した位置がここに連動します。
つまり、
i60AにはA、B、Cと三つのダイヤルがあるので、Aのダイヤル、Bのダイヤル、Cのダイヤルに合わせたものをAir10Sとペアリングすれば、それぞれを違う光量に調整して撮影することが可能です。
いちいち3箇所に配置したストロボのところまで行って、光量を調整するのはめんどくさいですよね?
Air10Sを使えば、撮影場所から動かないでi60Aを操作できるようになるわけです。しかも三つ
動画でみてみましょう。
どうですか?
これを見たら、Air10S欲しくなりませんか?
あとは、好きなところにi60Aを置いて、撮影してみてください。
100mの範囲(壁などあればもっと短い)であれば、どこにあっても光らせることができます。
プロでもない限り、i60Aの使い方はこれで十分!
いかがだったでしょうか。
i60Aには他にも機能はたくさんありますが、趣味で使うならこれだけで十分です。
他にも、Air10Sが撮影中に壊れてワイヤレス発光が使えないなどのシーンで対処できるスレーブ発光という方法があったり、さらにペアリング数を増やせるアドバンスグループというのもあります。
でも、全ての使い方を覚えようとすると混乱しますし、撮影では他にも考えなければならないことがいっぱいあります。
私は当初、TTLって言葉覚えるだけでも大変でした。要は光のオートフォーカスのようなもの
大事なのは、ストロボの全ての機能を覚えることではなく、
ライティング使って、ああいう写真を撮ってみて〜!
と、楽しくライティングができること。
さすがに、ワイヤレス発光(オフカメラライティング)は覚えなければいけませんが、それさえできれば、冒頭のような写真は十分撮れます。
ワイヤレス発光で写真撮れる俺スゲー!
カメラ単体では撮れない写真を撮るのは非常に楽しくておすすめです。
世の中がカメラはスマホで十分という中、現時点でワイヤレス発光を使った写真はスマホでは撮れませんからね。
つまり、ここにミラーレスカメラの優位性があるんです。
i60AとAir10S、使いこなすまでは大変ですが、その先にあるミラーレスカメラの楽しさを感じてもらえた嬉しいです!