【レビュー】オールドレンズでAFを可能にするLM-EA7の使用方法【TECHART】
前回、LM-EA7の魅力について語りました。
しかし、LM-EA7にはある程度の設定を知らなければ、使いこなせないのも事実。
私は当初、白飛びしまくった写真を連発して、
なんだ、使えないじゃん!LM-EA7!
と思いました。
しかし、説明書を調べると全然違う使い方をしていたんですね。
とはいえ、その説明書を読むのも大変。
というわけで、LM-EA7をすぐに使いこなせるよう、その使い方について解説します。
見出しだけでわかるように書いていますので、
よくわかんないけど、こうすればよいのね!
という感じに利用してください。
しばらく使っていないと忘れがちなものたちなので、そのときはまたこの記事に戻ってきてくださいね。
すぐに使いたい人は↓の目次をみるだけでわかるようにしてあります。
LM-EA7を使ううえで最低限やっておくこと
撮影時のカメラ側のF値は常に2.0に固定
カメラ側のF値を2.0以外にすると適正露出で撮れなくなります。私が、白飛びした写真を連発していた原因はこれだと思っています。
F値はカメラではなく、レンズ側のフォーカスリングで調節する
前述のとおりカメラ側ではF値は調整できないので、F値はレンズの絞りリングで調整してください。
おすすめはレンズのF値開放
レンズにもよりますが、オールドレンズはF値開放(レンズ側の)で撮りましょう!
そうすることでフレア、ゴースト、低解像で撮れます。
オールドレンズはこれがいいんです。(主観)
また、LM-EA7がピントを合わせやすくなるというメリットもあります。
シャッター半押しAELはOFF
レンズのF値絞り込み撮影時に適切な露出を得る為にOFFにします。
普段の撮影はレンズのピントリングを無限遠に
普段撮影では、ピントリングは無限遠に合わせておきます。これで、全体を通してピントを合わせられます。
寄って撮影したいときはピントリングを最短撮影距離に
寄って撮影したときは、ピントリングを最短撮影距離に合わせましょう。これで、レンズ本来の最短撮影距離よりも寄ってピントを合わせることが可能です。
マクロ撮影はカメラのF値を40にして、シャッターを切り、また2.0に戻して、MFモードON
ややこしい設定の中でもこれだけは知っておいて欲しいモード。
- オートフォーカス時に、F値を40に設定。
- シャッターをする
- マニュアルフォーカスにする
- LM-EA7がグンッと前に出る
- AF時によりも接写して撮ることができる。
こうすることで、オートフォーカス時よりもさらに近づいてマクロ撮影が可能になります。(体感で2センチくらい
LM-EA7の管理
電池が消耗するので、使わないときはカメラから外しておく
LM-EA7はつけていると、カメラの電源を落としていてもバッテリーを消耗します。
使わないときはマウントから外しましょう。
故障の原因になるので使わないときはレンズを外しておく
レンズの重さがLM-EA7のモーターに負荷をかけます。
故障の原因になるそうなので、使わないときはレンズも外してLM-EA7単体で保管しておいてください。
LM-EA7の説明のリンクはこちら
LM-EA7の公式説明書のリンクを貼っておきます。
もっと詳しく知りたい!という方はこちらから参照ください。
難しいことは考えず、撮影を楽しんで!
いかがだったでしょうか。
説明書には他にも細かい設定が書かれているのですが、この記事で興味を持ったら、読めば良いのです。
大事なのはシンプルに撮影を楽しむこと。
設定を考えて疲れちゃったら、本末転倒ですからね。
この記事がみなさんの役に立ったら嬉しいです。
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まずはどんなもんか試してからだな。
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