ZV-1で揃えておくべきカメラアクセサリー 9選

SONYから出ている最強VlogCamであるZV-1。
正直、それ単体では真の能力を発揮することはできません。すぐにバッテリーがなくなったり、アクティブ手振れ補正があるとは言えど完全にはブレを抑えられなかったり、小さいが故に掴みにくく落としてしまったりなど力不足な点はあります。そこで、今回はZV-1の能力を最大限に発揮するためのカメラアクセサリーを紹介します。
- シューティンググリップ GP-VPT2BT
- カメラプレート PeakDesign デュアルプレート
- アンカーとストラップ Peak Design カフリストストラップ
- SDカード SONY TOUGH SF-G64T
- クリーニング機器 VSGO VS-A3E
- スペアバッテリー SONY NP-BX1
- ジンバル ZHIYUN CRANE M3
- サンフード SmallRig SONY用サンフード
- マイク SENNHEISER MKE400
どれも、絶対に買ってよかったと思える厳選したアクセサリーです。
また、逆に私が思う不要なアイテムも併せて紹介していきます。
- 拡張レンズ
- カメラリグ
順番に解説していきます。
シューティンググリップ GP-VPT2BT

これは、ZV-1とBluetoothで繋ぎ、遠隔操作をするためのものになります。離れたところからシャッターボタン、録画ボタンを押す、カメラをズームすることもできます。


一石三鳥な神グッズです。私は必須アイテムであると思っています。
これがないと始まらない
カメラプレート PeakDesign デュアルプレート

カメラを続けていくといつか必ずアルカスイス互換という言葉を耳にします。これはカメラを三脚やジンバルに取り付ける際に共通の規格に統一することで瞬時に取り付け取り外しを実現するものです。

えー、それって重要なの?
と思うかもしれません。
しかし、撮影は一刻を争うときがあります。その刹那の遅れでシャッターチャンスを逃します。撮影中の1秒は長いのです。焦りでスローモーションに感じますから、ホント。
0コンマ1秒でも短縮してくれるのは大事なんです!
プレートの中でもこのPeakDesign デュアルプレート PL-D-2は様々なプレートの中でも一番互換性、固定力が強く信頼できます。しかも、プレートの側面に後述するアンカー取り付け用の穴が空いており、このあと紹介するPeakeDesignのストラップをつけることができるようになります。ZV-1は単体では紐用ストラップしか取り付けることができません。


プレート一つで三脚への固定、ストラップの取り付けと2つの役割を持たせることができます。
もちろん必ずしも
カメラプレートはこれしかない
とは言いませんが、ベストなプレート探しに時間をかけるくらいならこれを選んで、カメラの勉強に時間を使った方が良いです。
アンカーとストラップ Peak Design カフリストストラップ

ZV-1はコンパクトが故に落としやすいです。しかも、それ単体では先述したとおり紐タイプのストラップしか付けられません。

グリップ力を高めるために強力なストラップが欲しいところです。
このアンカーとストラップは先ほど紹介したデュアルプレートの穴に取り付けて、瞬時にカメラから取り付けと取り外しができるようになります。しかも、ストラップはアクセサリーとしても機能します。

肩掛け用ストラップと違い、Dリングに結びつけないので、ワンタッチで取り付け作業を終えることができます。落下防止と瞬時の取り付け、そしてファッションと多機能なアイテムなのです。
SDカード SONY TOUGH SF-G64T

これは、当然必要ですよね。いろんなSDカードあり、選ぶのに迷うところでありますが、最高のものを選ぶなら、頂点はこれになります。
時点で、Progradeです。

重要なのは、UHS-Ⅱの規格のものを選ぶこと。
パソコンに取り込む際に高速転送されるのでオススメです(真価を発揮するためには、おいおい紹介するSDカードリーダーが必要になります)
容量は、64GBで十分です。4K撮影をしない限り、1回の撮影で容量が足りなくなることはありません。4K撮影をしたとしても、容量が足りなくなるよりも先にバッテリーが尽きます。(後述)
クリーニング機器 VSGO VS-A3E

ZV-1のレンズは径も小さく、汚れにくそうに思いますがさまざまなシーンで使えるが故に汚れやすいです。私は、水場などでも使用するので水飛沫が飛んでレンズに白い跡が残ったりしました。レンズの汚れは広角の画角にするほど目立つようになるのでメンテナンス道具は必要です。
個人的なオススメはVSGOです。ブロアーは吹き出し口にフィルターがついており、空気を吸い込んだ際に入る埃がレンズに吹き付けられないようになっています。レンズペンも高級感があります。相場よりもやや高めですが、カメラのメンテナンス道具は一度買えばそうそう買い換えるようなものではなく、一生モノに近いです。それを考えると一番良いものを買ったとしても安くつきます。
ただ、安いもので十分という方は、ハクバのものがおすすめです。

スペアバッテリー SONY NP-BX1

ZV-1はコンパクトが故にバッテリーも小型です。そのため電力の容量が少なく、撮影可能時間は長くありません。常に使い続けていれば2時間が限度でしょう。私は、ずっと動画を回してたら1時間前後でバッテリーがなくなったことがあります。
一般的な使用で1時間ぶっ続けで使うことは少ないですが、要所要所で使っていたとしても一つのバッテリーで1日持たせることはできないと思います。また、バッテリー残量を気になり、いざという瞬間にシャッターチャンスを逃すということもありました。
(バッテリー減るの嫌だし)ここで出すのやめようかな・・・
と感じてしまうのは、カメラにとって一番あってはならないことです。
気兼ねなく使うためにも、最低2つは必要です。
ジンバル ZHIYUN CRANE M3

初めて聞く方も多いかもしれません。ジンバルとは、手振れを超強力に補正してくれるアイテムになります。
ZV-1には強力なアクティブ手振れ補正という機能がありますが、必ずしも完全に手振れを抑えてくれる訳ではありません。最初に紹介したGP-VPT2BTでは油断して歩くとグニャグニャな画になることもあります。
ジンバルを使えば、走ったとしてもまるでカメラをレールに乗せているようなヌルヌルした映像を撮ることが可能です。写真撮影においては不要ですが、動画ではジンバルがなければとれない画というものがあります。

また、若干長いので自撮りするときにも広い画角で撮れるようになりますね。
ジンバルにも多くの種類があり、ZV-1に適しているものの中で、一番使いやすいものがZHIYUNのCrameM3になります。このジンバルの魅力については一つ記事になるほど多いので割愛しますが、間違いなく人生が変わるアイテムです。
サンフード SmallRig SONY用サンフード

これは持っていると、いざというとき助かります。日中の野外撮影では、太陽がきつくてモニターが全く見えないことがあります!これマジで。
自分は今、何をとっているのか、そもそも撮れているのかわからんのです。そんな問題を解決してくれるのがこのサンフードになります。


このサンフードは、ZV-1にぴったり合うサイズになっていて、光の反射を遮ることで明るい場所でもモニターをしっかり確認することができます。
夏のキャンプには必須ですね。
SENNHEISER MKE400

ZV-1のマイクはそれ単体でも十分な性能ですが、外部マイクを使えばより綺麗に音を撮ることができます。
その中でもお勧めはSENNHEISERのMKE400です。
ZV-1ならもう一回り小さいMKE200の方がバランスは良いのですが、私はフルサイズカメラとの併用も兼ねてMKE400にしました。
MKE200の方がZV-1のボディのサイズとバランスが良いです。MKE400は長いため前に振られる可能性があります(と言っても、そうでもない)。音質はMKE400の方が上ですね。
カメラとのバランス重視ならMKE200、音質重視ならMKE400といった感じになります。
逆に不要なもの
拡張レンズ
ZV-1の最大の画角である24mmというのは自撮りでは狭い画角の部類に入ります。それを補うために交換レンズというものが存在します。しかし、私は不要だと思っています。それは、ポケットに入らなくなる、歪みは否めない、着脱に無理があるからです。
それじゃあ自撮りはできないの?
と、思う人もいるかも知れませんが、そうではなく、狭くても24mmで自撮りすることを推奨します。最大のメリットであるコンパクトさは殺さない。それが大事であると思っています。もしくは、先ほど紹介したジンバルZHIYUN CRANE M3の長さで補う方法もありますね。
カメラリグ
こちらも同じです。コンパクトさを殺してしまいます。
カメラリグとはカメラに拡張性を持たせる大型のケースで、これにより高品質なマイクをつけたり、大型のモニターを付けたり、ライトをつけたり、グリップ力を強化したりと撮影を大幅に助けてくれるものでもあります。
しかし、そんな本格的な撮影をするならばフルサイズの大型カメラで撮るべきで、ZV-1でそれを目指そうとするのは方向性が違うと思っています。
ZV-1の能力を最大に引き出すために

以上、ZV-1にオススメのカメラアクセサリーを紹介しました。
カメラはカメラ本体があれば十分と思いがちですが、これらのアクセサリーを使うことでZV-1のデメリットの解消と撮影しやすさを向上させることでより良い撮影にのぞむことができるようになります。
そして、アクセサリー選びは楽しいです!
これを使えばこんなことができるようになるな!
これであの問題を解決できる!
と想像を膨らませ、いざ買ってみてその通りになったときの感動といったら、最高です!
この解決方法知ってるのはきっと自分だけだぞ!
なんて自負してしまうこともあります。
ここで紹介しているアイテムはあらゆるものを見てきた中での最適解だと思っています。必ずこれが良いとは言いませんが、一番良いものは何かと言われたらこれしかありません。
マスター、一番良いものを教えてくれっ!
と言われたら、自信をもってこれらを紹介しますね。
ここで一つ、アクセサリーを選ぶ基準についてアドバイスなのですが、アクセサリーを充実させることによりもそのアクセサリーが自分の撮影スタイルにおいて本当に役に立つかどうかで判断をして見てください。
今回紹介したアクセサリー以外も探すというのも良いのですが、ただ揃えるだけで終わらないよう注意しましょう。
大事なのは良い画を撮ることだもんね
アクセサリー選びを楽しみつつ、ZV-1の能力を最大限に引き出してカメラライフを楽しみましょう!