【レビュー】Nissinの最強ライトスタンド、LS-65CとLS-50Cの違い【比較】
私が思う最強ライトスタンドNissinのLSシリーズ。前回までLS-65C、LS-50Cを紹介させて頂きました。
今回は、実際にこの二つの細かな違いについて紹介していきます。自分はどちらを買うべきなのか、実際に使用してきたことによるユーザー目線で解説していきます。
外観
外観は基本的に大差ありませんね。しかし、細かい部分では違いがあります。
足の素材・形状は違う
LS-65Cは足の部分までカーボンで作られており、先端もゴムが円形で安定力を高めているように思います。
LS-50Cは足がアルミでできており、先は細いゴムが特徴です。
あと、アルミはヘビロテしていると曲がりますね。細い上に軽量化のために肉抜きされているので強度は比較して低いかも。
LS-50Cにはウェイトフックがついている
LS-50Cは軽くて安定性が欠けるぶん、ウェイトフックがついています。ここに現地で調達した砂や石などを袋に入れて引っ掛ければ安定性を高めることができます。
ちなみに安定性を高めるならサンテックのフォトウェイトとかでも良いですが、こちらは持ち歩く必要があるので、移動には辛いですね。
長さ
最大高
それぞれの最大高はLC-65Cは270㎝、LS-50Cは200㎝です。はっきり言って、200㎝あれば十分ですね。70㎝長いことに分あるとは感じませんでした。むしろそこまで高くするといくらLS-65Cでも安定性に不安がありますね。
格納高
それぞれの最大高はLC-65Cは60㎝、LS-50Cは48㎝です。コンパクトさで言えば、LS-50Cの方が良く携行しやすいですね。
とはいえ、個人的にはLC-65Cは60㎝の方が好きです、その理由はコチラ。“脅威の幅72㎝!”の部分を読んでみてください。
重さ
それぞれの重さはLC-65Cは854g、LS-50Cは535gです。見た目の通りですね。
重さは安定性を高め、持ち運びやすさを犠牲にします。じみ〜にですがこの約300gの差は大きいと思います。
安定性
前述のとおり、重さの違いから、安定性はLC-65Cに分がありますね。
ただし、LS-50Cにもウェイトフックがついていることから対策すれば安定性を高めることは可能です。ポールのグラつきは防ぎようがないですけどね。カーボンなので割れるんじゃないかと思うときもありますが、私は現状そういったことはありませんでした。
振り返ってみてもNissinのライトスタンドは最強
以上を踏まえて、二つの比較するとこんな感じ
どちらが劣っているということはなく、メリットがある分、そのトレードオブとしてデメリットもあるという感じでしょう。
ライティングするという機能単体に関していえば、はっきり言ってLS-50Cでも十分な性能は持っています。
一番の論点は安定性と強度をどこまで求めるかによるかなと思っています。
安定性を求めるならLS-65C、軽量性とコスパを求めるならLS-50C。
というのが、選ぶ際の基準です。
LS-65Cであれば、GOOPASSでレンタルが可能ですので、試してみるのもアリかもっ!
無期限レンタルという強力なサービスをやっているようです。
また、
う〜ん、LS-65Cの安定性も欲しいし、LS-50Cのコスパと軽量性も欲しい!決められない…
という方は、LS-55Cというのがあります。
LC-65CとLS-50Cの中間的位置付けですので、迷ったらこちらですね。
私は今後もNissinのライトスタンド以外を使うことはないでしょう。これ以上に便利なライトスタンドを想像できないですし、新しいライトスタンドを探すのに時間を使うくらいならNissinの普及活動に時間を使った方が良いと思っているくらいです。
修理・メンテナンスも安心ですしね。
以上、参考になれば嬉しいです。自分の撮影スタイルと予算と相談して、どちらを選択すべきか検討してみてください!