【レビュー】FLOORPACK Flex 普段使いにおしゃれなカメラバッグ【リュック女子もアリ】
カメラバッグについて、高級感のあるroku、本格的な撮影に最適なWANDRD プロヴォークを紹介してきました。
どちらもコンセプトが真逆でありましたが、今回その中間をゆく使い勝手サイコーのカメラバッグが誕生しました。
それが、dripから発売されたカメラバッグFloorpack Flexです。
もともとFloorpackという前身のモデルがあり、そこにカメラを入れるクッションフロアの機能を持たせたもの。
クラウドファンディングMakuakeで応援募集をしていました。
普段使いならこれが現時点で一番日常使いに適していたので解説していきます。
せっかくなので開封から
到着時の箱。
dripの箱がいい感じにテンションをあげてくれます。
封もガムテープじゃなくて、dripの専用のテープで開けるのがもったいなくなる。
梱包も丁寧でレザーが緩衝材で保護されていたり、バッグが型崩れしないようにクッションが入れられていました。
可愛さを出しながらもクールさも散りばめたデザイン
デザインは、トップがラウンド型でカワイイ印象。カジュアルです。
rokuのようにビジネスには使いにくいですが、お出かけにはいいですね。
ところどころに革と真鍮があしらわれており、アクセントになっています。
革はブライドルレザーのような硬い感じです。
ジップもマッドブラックな仕上がりで、その辺のバッグとは違う風格を見せてくれます。
中の裏地はグリーンカラーの同型素材が使われており、抜け目ないデザイン。
内側も黒だと暗くて、モノを探しにくかったりするんですよね。
安心して使える機能面
止水ジップ
上部のメインコンパートメント以外は止水ジップが施されており、雨の侵入を防いでくれます。
メインコンパートメントも“ひさし”がついているので、簡単に水が侵入することはありません。
軽くて丈夫
Floorpack Flexは重量1.1kgとこれまで紹介したバッグの中でも軽いです。また、生地はコーデュラが使われているので丈夫ですね。
これなら、PCやカメラといった重いものを背負う上でも幾分か楽にしてくれます。
バッグが軽いのはいいけど、PCとカメラの保護は大丈夫なの?
と、思うかもしれませんが、ちゃんと考えてくれていて、バッグの重要なものを入れる部分は硬めの板が入っており、PCやカメラを外力から守ってくれます。
メインコンパートメントの部分は板が入っていないので、ここに重要じゃないものを入れましょう。
あと、背負って歩いてみてもいい感じです。
後述しますが、Floorpack Flexは収納量が少ないというデメリットがあるんですが、逆に荷物が少なくなって、体にかかる負担があまりないです。
細部まで気を使った収納面
収納は上部のメインコンパートメントと下部のカメラコンパートメントの2室に別れています。
もちろん中の仕切りを外して、1室として使うことも可能。
メインコンパートメントには、メッシュポケットが2箇所あります。
カメラコンパートメントは前面側にジップポケットがあります。
サイドアクセスが使いやすい!
サイドアクセスを開けるための取っ手が大きく、非常に開けやすいです。
そして、フルサイズカメラも取り出すことができる!
もちろん大三元レンズをつけたうえでです!
この感動ったらないですね。これができると、できないとでカメラバッグとして使うかの判断が変わってきます。
カメラバッグはこうでなくちゃっ!
しかも、気が利いているのがサイドアクセスの蓋はマグネット式!
カメラを取り出したら、いちいちジップを締めずに撮影が可能!
さらに驚くのが、マグネットがしっかりしているので、多少の重さのカメラならマグネットだけでも落ちません!
だからといって、ジップを締めないはダメですよ!
カメラを閉まったら、ジップは締めよう!
万が一、サイドアクセスを閉じ忘れてしまった時の保険としては素晴らしいですね。
ちなみに、ジップはバッグ底面のベルトを持って、ハンドルを引くと締めやすいです。
カメラの収納としては、カメラ本体にレンズ2~3本に、レンズフィルターケース。日常撮影には十分ですね。
上部のコンパートメントが小さい分、持ち歩くレンズは1本ないし2本にして、下部コンパートメントにも荷物を入れていいかなと思います。
嬉しいのが画像の部分が空いていること!
サイドポケットから取り出す時のこの隙間は重要です。
これがrokuにはなかった…←クリックするとrokuのページが開きます。
サイドアクセスについているポケットが絶妙
もちろん、サイドアクセスの内側にもポケットがあります。
これが絶妙です。
67mmのレンズキャップがちょうど入るんですよ!
カメラをサイドアクセスから取り出したら、レンズキャップはココにしまいましょう!w
67mmがぴったり入るとは、SONYユーザーからしたら神収納ですw狙ったかな?
クイックアクセスできるポケットたち
ニクい箇所にポケットが3箇所もあり、ものを取り出しやすくなっております。
とくに、天面ポケットはいいですね。
すぐに出したいものを入れましょう。バッテリーやレンズフィルターケース入れるのでイイですね。止水ジップだし安心
サイドポケット
ミニ三脚や飲み物を入れるのにベスト
通常サイズの三脚も携帯可能
Floorpack Flexには底面にベルトが付いており、ここに細長いものを吊るすことができます。
カメラバッグなら、吊るすのはやっぱり三脚でしょう。
レジャーシートやブランケット、折りたたみ椅子なんてのもアリかも
使ってみて思った注意点
背面側にPC専用の区画があります。ここの注意点は、
PCを入れると、Floorpack Flexが自立しなくなること。
僕のMacがっ !?
って、なりました。
カメラなどの重いものを入れておけば、自立を維持できますが、軽いものしか入れていないとPCの重みで背面側に倒れてしまいます。
あと、しまう時は最後までやさしく入れましょうw
収納量は少なめ
Floorpack Flexは収納量については、カメラをガチガチにいれて運用するという前提として、比較的少ないと感じました。
カメラやガジェットバッグとして使うならあまり余計なものは入れられないですね。
形状がラウンド型の運命でしょうか。
また、rokuやwandrd プロヴォークと比較して、各箇所の収納ポケットも小さくて容量がないのでいろんなモノを入れるのは難しいです。
しかし、一般的デイパックと比べれば、ポケットが各箇所にあるだけ使いやすいということは忘れずに。
入れるモノが小さいなら各ポケットに使い道はあるかな…?
ポケットが小さいのは女子っぽいカワイイ感じもします。
天面ポケットにはZV-1が入るので、フルサイズでなくコンデジを持ち歩くとか、持っていくレンズは少なめして、下部コンパートメントにもモノを入れるといれるなどFlexに対応しましょう。
個人的には、スクエア型のバッグが欲しいな〜…。ビジネスにも使えるし、収納量も増えるし
と、思うところですが、みんなの意見を反映させてラウンド型となったとのことなので、そこは仕方ない。
さらに欲を言うなら、WANDADのようにハーネスにピークデザインのキャプチャーやCOMODOのレンズフィルターケースを付けられる拡張ベルトがあれば、このデメリットを補えそう。
ジンバルは入れられない
前述の収納量やサイドポケットのサイズ的に小型ジンバルを入れるのは無理ですね。
スマホジンバルが限界だと思います。
Vlog撮るなら、SONYのZV-1+シューティンググリップを入れるが良いかも!
バッテリーは背面のジップポケットやサイドアクセスのポケットに入れておけば、天面ポケットなどすぐに取り出せます。
Floorpack Flexにオススメのアクセサリー
おまけでこんなアクセサリーをつけるのはいかがですか?
これはClipaといって、バッグをどこにでも引っ掛けることができるようになる便利アイテムです。
使い方はこんな感じ
ゴールドカラーがFloorpack Flexに使われている真鍮とマッチしていい感じになります♪
普通にバッグを引き立てるアクセサリーにもなりますね。
日常使いに最適なカメラバッグ
いかがだったでしょうか。
全体を通して、私が感じたのはこんな感じ
Floorpack Flexはデザインもユニセックスかつ機能面についても怠っていない普段使いに最適なカメラバッグです。
サイドアクセスからフルサイズカメラを取り出せるのはデカい!
カメラバッグといえど柔軟な使い方ができ、カメラバッグ寄りのデイパックと呼ぶべきでしょうか。
別にカメラを必ずしも入れておく必要はないですしね。flexな使い方が可能です。
一番嬉しかったのは、サイドアクセスの取り出しやすさとカメラバッグとしての機能性を殺さずにデザインを両立したことだと思います!
さらに、このバッグの使い勝手をよくする裏技を記事にしたので、購入した方はぜひ読んでみてください。