【求めること 4選】SONY シューティンググリップ GP-VPT2BT【レビュー】
シューティンググリップ。使っていますか?
撮影するにおいて、これほどの神デバイスはありません。
離れた場所からシャッター、RECボタンを切れるし、C1ボタンにはカメラでセッティングした機能を割り当てられます。
私のシューティンググリップの使い方はこれまで紹介した記事のとおり。
これだけでも十分なのですが、これができるからこそ、このデバイスにもっと求めてしまいます。
しかし、これだけの機能をもったデバイスだと、より可能性を期待してしまうものでもあります。
今回は、私がこうなったらいいなと思うシューティンググリップの改善点について、SONYさんへの要望も込めて、妄想を膨らませたいと思います。
- フロントダイヤル、リアダイヤルの追加
- MR切り替えボタンの追加
- メニューボタン、十字キー、決定キーの追加
- 頑丈な頚部
順番に解説していきます。
フロントダイヤル、リアダイヤルの追加、露出ダイヤルの追加
どうなるかわかりますね?
F値、シャッタースピード、ISOをワイヤレスで変更できるようになるのです。
これにより、これまで本体側から直接変更しないといけなかった露出3大要素が遠隔操作できるようになります。
露出3大要素は画作りにもっとも影響します。それをすべて遠隔で操作でいるようになったら、さらに可能性の幅が広がると思いませんか?
Fnボタン、メニューボタン、決定キー、十字キーの追加
これらが追加されたら、メニュー画面然りファンクション然りもはやカメラを持たずともあらゆる設定を変えることができます。
おまけに、フォーカスエリアをゾーン、フレキシブルスポットにしてら、十字キーでフォーカスのカーソルを動かすことまでできるので、ピントを合わせたい位置まで操作できます。
カメラを持つときは構図を変えるときのみっ!
なんて時代がやってくるかもしれません。
MR切り替えボタン
MR(登録呼び出し)機能は、すでに登録済みの設定を一括で切替えることができる機能です。
シーンによって、スローモーションにしたり、タイムラプスにしたいときがあるでしょう。
そんなとき、カメラをいじらず、シューティンググリップから一括でスローモーション設定に変えられたら、最高じゃないですか?
頑丈な頸部
シューティンググリップにはシステムによらない、こんな用途もあります。
これが便利。
このように、RONIN-SC2ではローアングル撮影時のグリップに。
Crame M3では自撮り用延長グリップや通常撮影時にはアームレストになりうるポテンシャルがあります。しかし、現状ではそれをするのは危険です。
なぜなら、ZV-1はプラスチックであり強度が弱いです。私は、上記のような使い方をしたときにバキバキッ!という音を耳にしています。
びびったーっ!
つまり、頸部に負荷が掛かって壊れそうになるのです。
プラスチックだから当たり前です。絶対にやめましょう。
ですが、シューティンググリップがそんな用途にも耐えうる強度を持てば、ジンバルとの相性がどれだけ良くなるか…。パラダイムシフトが起こること必至だと思います。
シューティンググリップを異次元の領域へ!
いかがだったでしょうか?
これが実現したらヤバくないですか?
ジンバルによっては、カメラと本体を繋いで録画ボタンとF値をジンバル側で操作できるというものもあります。ですが、それは現実的ではありません。
カメラワークによってはケーブルがジンバルに引っかかって抜けたり、ボタンを押しても動かないことがあるからです。いざといときにトラブルが起きたら洒落になりません。
シューティンググリップが誤作動、機能不全になったことは一度もありません。
バッテリーさえ切れなけば、トラブルは皆無です。こんな最高のデバイスありますか?
こんなシューティンググリップが発売されたら、ますますSONYが動画カメラ市場を席巻すること間違いなしでしょう。
この思い、届け!SONYさんにっ!
実際には、構造的にとか、マーケティング的にとか、システム的にとか大人の事情とかで難しいでしょうが、読んでくれた人が私の妄想を楽しんで頂けたら、嬉しいです。
これらが実現しなくとも、シューティンググリップは神デバイスであることに変わりありません!
私の話を聞いて、自分の用途にぴったり!と思った方は、是非使ってみてください!